”満を持して”ロバートが北九州市観光大使に就任

10月12日(土)、お笑いトリオ・ロバートの3人が北九州市観光大使に任命され、北九州市役所で委嘱式が行われました。

ロバートはメンバーの秋山竜次さん、馬場裕之さんが門司区出身で幼馴染。先に上京していた秋山さんが馬場さんを北九州から呼び寄せ”半ば強制的にNSC(吉本総合芸能学院)に入学させた”ことがこの世界に入ったきっかけだそうです。


会見の席で秋山さんは「テレビで一番、北九州弁を話しているのは僕だと思います」と話し、「ネタをやっているときも、ほとんど北九州の少年時代に見てきたひょうきんなおじさんとかキャラクターがベースになっていますね。」「先日もタクシーに乗ったときに『いやぁ、もう暑いすけねぇ~』という運転手さんのキャラが濃すぎてですね。北九州にはコントの題材になる人がたくさんいるんですね。」と、時に”天才的”とも評される憑依芸のキャラクターのベースは地元・北九州にあることを語りました。
▲ロバートの名作コント「トゥトゥトゥサークル」。
また、優勝したキングオブコント2011で披露した「忍者ショー」というコントで見せる秋山-馬場の掛け合いは”地元のオッサン感”満点で九州人なら2倍3倍楽しめる内容になっていておすすめです。


また、記者から「北九州の一番好きなところ」を聞かれると馬場さんは門司城跡を、秋山さんは魚町銀店町部埼灯台を挙げ、群馬県出身の山本さんは「2人(秋山・馬場)を生んでくれた場所ということ」とトリオ仲の良さを見せました。

ネタからも”地元愛”がひしひしと伝わるロバートですが、今回の満を持しての観光大使就任は地元の人にとっても嬉しいニュースではないでしょうか(これまでの北九州市特命大使の一覧を見ても「え?ロバート入ってなかったの?」と思うはず。諸々事情があるのかもしれませんが)。

秋山さんは「小倉の記念病院で生まれ、門司港の潮風を浴びて育ち、わっしょい夏祭りで男になり、北九州の空港を使って上京して、すべて僕の身体は北九州でできています。恩返しをしながら、もっと広めていきますよ!」と力強く語りました。

一部では「山本関係ないw」等とも言われていますが3人揃っての北九州市のPRに今後とも期待したいですね。

ロバート北九州市観光大使に任命(よしもとニュースセンター)