元SMAP、現オートレーサーの森且行 生涯獲得賞金が4億円超の一流選手に

フォークユニット・19(ジューク)として活躍した岡平健治氏は、現在ある会社の会長を務め、自社ビルにはライブハウスを併設していると22日のバラエティ番組で明かした。また、AKB48を卒業した川崎希氏はアパレル会社を経営、設立から約3年で年商1億円を突破する成功ぶりが雑誌インタビューで明らかになっている。

このように、芸能人から転身した人物が話題になることは珍しくない。そんな「成功した元タレント」として忘れてはならない人物といえば、国民的アイドルSMAPのメンバーだった森且行だ。

森はグループ結成時からのメンバーとして活躍したが、冠番組であるフジテレビ系バラエティ「SMAP×SMAP」がスタートした1996年にSMAPを脱退。かねてからの夢だった、オートレースの選手へと転身した。現在は39歳となり、1児の父親でもある。

オートレースの世界では、選手学校時代に訓練中の大事故で重傷を負うも、過酷なリハビリを経て、1997年7月のデビュー戦で初勝利を獲得、2年目には新人王決定戦で優勝、7年目にはG2レースで優勝している。また、デビュー13年目の2009年には「G1開設57周年記念グランプリレース」でG1初優勝を飾るなど、勝負の世界で堅実に成果を上げ続けているようだ。6月3日現在の記録では、レース成績で分けられる最高クラスS級にランク付けされており、一流選手の一人となっている。また、テレビCMやポスターにも登場しており、PR活動にも貢献している人気レーサーでもある。

オートレースの公式サイトによれば、2008年の森の獲得賞金は約4,500万円で、全国トップ10入りを果たしている。2012年に発表された獲得賞金も約2,600万円で、徐々に落ち着いてはきているものの、その生涯獲得賞金はすでに4億円を超えているという。トップ選手である森は、オートレース選手の平均年収額である、1,300万円を上回る収入を得ていることが予想される。

森が仮にSMAPに残留していた場合、現在よりも多くの収入を得ていた可能性は高いだろう。しかし、自らの意思でアイドルを捨て、オートレース人気にも貢献する森の評価は、金額では推し量れない価値をもっていることは間違いない。

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