twitpic、Chrome系ブラウザで「不正なソフトウェアを検出」する問題/ツイッターにもアクセスできない状態

【2012年12月31日】

昨夜未明から、Chromium系ブラウザでtwitpic.comのサービスが含まれるページを開こうとすると、「不正なソフトウェアを検出しました」「不正なソフトウェアが存在する可能性があります」と表示され、アクセスできない事態になっています。

写真共有サービスにtwitpicを利用しているユーザーの
ツイッターにアクセスするとこのような表示が出て閲覧できない(ブラウザはX-IRON)
単純にtwitpic.comが開けないだけなら影響も限定的なのですが、twitpicを含むサービス全般でアクセスが遮断される状況。

すなわちtwitpicを利用しているツイッターユーザーは、Chromium系ブラウザ利用者からアクセスできないのに加え、「こいつ何かヤバいウイルスでも抱えてるんじゃないか?」的な疑いの目が向けられるという非常に迷惑極まりない状態となっております。

念のためGoogleのセーフブラウジング診断でtwitpic.comを見てみると、やはり「疑わしいサイトとして認識されています。このウェブサイトにアクセスするとコンピュータに損害を与える可能性があります。」と診断され、その原因として「第三者が正当なサイトに不正なコードを追加したことが原因で、警告メッセージが表示される可能性があります。」と表示されます。
twitpicのセーフブラウジング診断結果
Chromiumのセーフブラウジング機能がどれくらいの精度か分かりませんが、この問題が落ち着くまでtwitpicにアクセスしない、またtwitpic利用者の場合は一時的に他サービスに乗り換えるといった策が必要かもしれません。