WBC監督人事に、野村克也氏は「正直言って日本にいない」

第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に日本の出場が決まるや、マスコミやファンの間では、早速その監督人事に注目が集まっている。

TBS「S1」(9日深夜放送)では、野球ファン100人に調査を行い、WBC代表監督に最適と思われる人物を問うと、1位は落合博満氏(25票)、2位は原辰徳監督(24票)、3位に野村克也氏(17票)。以下、秋山幸二監督、伊東勤氏という結果になった。

これを見た野村氏は、「(3位とは)気にくわんね。こんな連中より、俺のキャリア知ってるのかね」と早くもボヤき節。「こういう状態のなかで、文句なしに俺を選んだらやりますけど、“困って困って俺”じゃあやらない」と続けた。

それでも、番組MCの田中裕二から「やりたいんでしょ?」と突っ込まれると、「断られて俺のところじゃ、名誉じゃないじゃない。それだけ認めてないっちゅーことだから。苦し紛れの俺だから」と答えた野村氏は、「すいません、素直じゃない」と続けて苦笑い。

それでも、「正直言って日本にいない。後継者が育ってない。大問題でしょう。(落合は)なんでやんないの」と疑問を呈すると、その他の人選には、「(古田敦也氏は?)古田ぁ?あんまりピンとこないね。プロ野球全体にいないでしょ」といいつつ、桑田真澄氏の名前には「意外に面白いかもね」と語った。

DSCN0085記事提供:ライブドアニュース
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