TIF2012出演アイドルのキラーチューンを集めてみた特集-電波ソング/ヘビメタ歌謡編-

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今年もお台場にて8/4(土)5(日)の2日間開催されることが決定した国内最大級の(地下)アイドルフェスティバル「TOKYO IDOL FESTIVAL 2012(TIF2012)」。今年は福岡からもLinQの参戦が決定するなど古今東西津々浦々のアイドルが一同に集結します。

そこでTIF2012に出演予定のアイドルの中から独断と偏見でバースト・ナンバーをセレクトしてみました。

『電波ソング部門』『HR/HM部門』それから最近アイドル歌謡界で流行の兆しが見える『ディスコ/ダンス/ソウル部門』の3カテゴリを前後編でお送りします。

アイドルにあまり興味のない方もヒマ潰しに現在のアイドル歌謡の前線に触れていただければと思います。

音楽好きなら多分興味深いはず!?それではどうぞ。
(なお、TIF公式サイトにグループ紹介が掲載されているものに関しては引用させていただいております。)

電波ソング部門。

アフィリア・サーガ・イースト/ワタシ☆LOVEな☆オトメ!
全国展開中のカフェ&レストラン「アフィリアグループ」の池袋店、上野店、六本木店を代表するメンバーから構成された12人組の学院型ガールズ・ボーカルユニット。萌え業界の2大メーカー志倉千代丸と桃井はるこのダブルプロデュース。 7thシングル「未来が私を待っている」デイリーチャート2位、ウイークリーチャート6位を記録。

アフィリアはおもに志倉千代丸・桃井はるこ・つんく♂の3名で楽曲を手掛けていますが、この曲は桃井女史による作詞・作曲。天才電波ソングライターとしての氏の才能に惚れ惚れする1曲。アッパーなのにサビにしっかり泣きメロを持ってくるとこがニクい。


でんぱ組.inc/ピコッピクッピカッて恋してよ
秋葉原ディアステージを中心に活動し、アニメ、ゲームなどのコアなオタクでもある6人組によるジャパニーズポップカルチャー最前線「萌えキュンソング」ユニット。 トイズファクトリー×もふくちゃん新レーベルMEME TOKYOよりNew Single『キラキラチューン/sabotage』を7/18リリース。

アフィリア・サーガ・イーストと同じくカフェ発信のユニット。

かつて桃井はるこ女史と『UNDER17』というユニットを組んでいた小池雅也氏が全面的に楽曲提供するという点でもアフィリアとはつくづく好対照。こちらも良質な電波ソングが多数。

動画の1:20あたり、『ぴーぽーぱー』の呪文で客席に人類補完計画が発動される光景は実にエクストリーム。

でんぱ組.incは「ガイジンから見たアキバオタクカルチャー」的な不思議な洗練感があり、事実DE DE MOUSEや鎮座DOPENESSらとの対バン経験もあったりと普通の地下アイドルとはやや毛色が異なる。


HR/HM部門。

Babymetal/ド・キ・ド・キ☆モーニング

Perfumeを輩出したアミューズが送るアイドルユニット『さくら学院』派生のBabymetal。

誰もが「やられた!」と思ったであろうアイドルとヘビメタの融合。ちなみに手の形はメロイックサインではなくフォックスサイン(影絵のキツネ)らしい。

テクノ歌謡にしてもこのヘビメタ歌謡にしても匙加減が最も重要で、その辺はバッチリでしっかりとアイドル歌謡の体を成しています。
 

私立恵比寿中学/放課後ゲタ箱ロッケンロールMX

ももいろクローバーの妹分ユニット、スターダストプロモーション所属の『私立恵比寿中学』。

ヤル気がマッタク感じられない人、びっくりする程アニメ声の人、一番小さいのに唄声がソウルフルな人、等々メンバーに飛び道具が多く、各々の個性を尊重した現代のゆとり教育を具現化したような(しかし不思議なことに纏まりがある)ユニットで非常に面白いです。

裏では凄い努力をしてるんでしょうけど汗や涙を感じさせない(マンチェスターあたりのバンドっぽい)独特のかったるさを持っています。楽曲では「わー(棒)」という熱を抑えた歓声が多用されるのですが、それがこのグループのスタンスを表しているようにも思えます。

楽曲を手がけるのはももクロと同じくヒャダインこと前山田健一氏。あの『Xジャンプ』をアイドルのステージに復活させたヘドバン必至のバーストナンバー。

エビ中は正式に出演が発表されてないもののきっと出る。はず。

チケットぴあ
TOKYO IDOL FESTIVAL<2日通し券>
TOKYO IDOL FESTIVAL<1日券>

後編:ディスコ/ソウル編はこちら