人間vsCPU世紀の一戦『将棋電王戦』 最強将棋ソフト・ボンクラーズが米長永世棋聖を下して勝利

米長邦雄永世棋聖 by www.yonenaga.net
日本将棋連盟会長・米長邦雄永世棋聖 と 最強の将棋対局ソフト「ボンクラーズ」世紀の対決『第1回将棋電王戦』が1月14日行われ、113手で米長邦雄永世棋聖が投了を告げボンクラーズが勝利しました。
ボンクラーズは去年5月に開催された第21回世界コンピュータ将棋選手権の優勝ソフトで開発者の伊藤英紀富士通研究所の研究員です。名前の由来は「ボナンザ」(ボンクラーズの前身となるソフト)+「クラスター」を掛け合わせたもので、決して「このボンクラが!」の「ボンクラ」ではないので注意。

米長邦雄永世棋聖は2003年に現役を引退しており10年弱のブランクがあるとはいえ公の場でプロ棋士が将棋ソフトに敗れるのは初。将棋界にとって衝撃的な1日となった。

『将棋電王戦』は継続開催されることが決定しており、来年は現役棋士の船江恒平四段を含むプロ棋士5名と将棋ソフトの代表5台が同時対局する団体戦方式で行われることが記者会見で発表された。