ドコモの次世代高速通信『Xi(クロッシィ)』 7月1日より福岡市の一部でサービス開始

ドコモのXi(クロッシィ)対応エリアby http://j.mp/mcGsjh
NTTドコモはLTEサービス『Xi(クロッシィ)』を2011年7月1日(金)より全国主要6都市(札幌・仙台・金沢・広島・高松・福岡)でサービスを開始することを発表した。

『LTEサービス』『Xi(クロッシィ)』といわれてもいまいちピンと来ないかも知れないが、要するに下り最大37.5Mbps(屋外)の高速通信サービスを始めますよ、ということである。通信速度は従来のFOMAの約10倍、屋内のブロードバンドサービスと遜色ないものとされている。

サービス開始当初は地図上の黄色のエリア、福岡市の中央区と博多区の一部でのみ利用できることになりそうだ。その他の肌色のエリアに関しては今年の11月末までにサービス開始を予定しているとのこと。
Xi(クロッシィ)を利用するには対応の通信端末(通話機能なし)が必要となっており、現在では『L-02C』『F-06C』の2機種のみ、今後順次発売する予定になっている。またXi対応スマートフォン(通話機能あり)の発売を2011年の冬に予定している。

2012年4月まではキャンペーン料金が設けられており、契約期間に2年の縛りがあるプラン(Xiデータプランにねん)で最大月額4,935円縛りなし(Xiデータプラン)のプランで最大月額6,405円で利用できる。

常時この月額で最大40Mbps近くあれば自宅の回線を解約してXi1本でも良いのだが、キャンペーン期間を過ぎると月額も上がり、通信データ量が5GBを超えると以降2GBごとに2,625円加算されるなど、インターネットで動画などを楽しんだりハードに回線を使う方には自宅回線の代替としては向かないかもしれない。そこはキャンペーンの延長ないしは常時適用に今後期待したいところである。

またXi端末でデータ通信を行う場合、Xiエリア外であっても従来のFOMA回線を利用し通信を行うため、速度は低下するものの利用することは可能とのこと。