『高島野十郎・里帰り展』石橋美術館で7月1日(金)から8月21日(日)まで

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久留米市出身の洋画家、高島野十郎の里帰り展が、同市野中町の石橋文化センター内にある石橋美術館で開催される。

今回の里帰り展は、久留米での23年ぶりとなる展覧会で、福岡県立美術館所蔵の作品をはじめ、新たに発見された個人所蔵の約30点など、初期から晩年までの過去最大規模となる約150点もの作品が展示される。


『九州新幹線・久留米駅開業記念 高島野十郎・里帰り展』

【期間】2011年7月1日(金)~8月21日(日) ※月曜休館(祝日や振替休日の場合は開館) 
※詳しくはこちら→石橋美術館2011年の休館日
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【入館料】一般 1,000円 (800円)
65歳以上 700円 (500円)
大高生 500円 (400円)
中学生以下無料
※()内は15名以上の団体料金
※前売券(600円)はチケットぴあ、ローソン各店にて(Pコード764-470、Lコード85657)
【駐車場】有り 最初の2時間まで200円、以後30分ごと100円増し

詳細はこちらでご確認を→『石橋美術館

なお、期間中、ギャラリートークなども開催される。



 近年、人気が高まり脚光を浴びている高島野十郎。NHKの『日曜美術館』やテレビ東京の『なんでも鑑定団』『美の巨人たち』などのテレビ放送を見て興味を持たれた方も多いかもしれない。
現在の久留米市東合川町に生まれ、中学明善校、旧制第八高等学校を経て、東京帝国大学農学部水産学科で学び、同学科を首席で卒業するも、卒業後は念願だった画家への道を選んだ野十郎。
彼の作品のほとんどは静物画、風景画であり、その作風は非常に写実的で写真よりも細かいほどの描写がなされている。一つの作品を仕上げるのに幾年もの間、自身が納得するまで手を加え続けたといい、その作品は単なる写実画ではない深く不思議な魅力を放っている。

簡単かつどこからか拾ってきたような説明になってしまいましたが、前売り券を買えば600円と安く、見に行って損はないと思います!