【ホークス】2011ドラフト結果まとめ

4位指名された山陰のジャイアン白根尚貴投手
プロ野球のドラフト会議が27日行われ、福岡ソフトバンクホークスは“九州のダルビッシュ”こと宮崎日大高の長身右腕・武田翔太を1位指名、2位には同じく長身右腕で“下町のダルビッシュ”足立学園高の吉本祥二を指名。ホークスは5位までで指名を終了、その他、育成枠で7名を指名した。ドラフトで交渉権を獲得した選手は以下の通り。

1位 武田翔太(たけだしょうた) 投手
18歳 宮崎日大高 右投右打 187センチ、80キロ
長身から投げ下ろすストレートとスライダーなど縦の変化球が魅力。九州のダルビッシュの異名も。

2位 吉本祥二(よしもとしょうじ) 投手 
18歳 足立学園高 右投右打 187センチ 78キロ
しなやかな腕の振りから繰り出される伸びのあるストレートが特徴。下町のダルビッシュの異名も。

3位 塚田正義(つかだまさよし) 内野手
21歳 白鴎大 右投右打 178センチ 77キロ
右の長距離砲。遠投115m、50m5秒9と身体能力の高さも魅力。

4位 白根尚貴(しらねなおき) 投手
18歳 開星高 右投右打 186センチ 98キロ
山陰のジャイアンの異名を持つ豪腕。打撃にも非凡な才能を見せる。体重は実際には100キロをゆうに超えているとのこと。ブラゾバン級の迫力。

5位 嘉弥真新也(かやましんや) 投手
JX-ENEOS 左投左打 170センチ 59キロ
130キロ後半のキレのある直球と変化球のコンビネーションで打たせて取るスタイル。

育成1位 釜元豪 外野手
西稜 右左 180センチ 80キロ 
遠投100m、50m6秒0。パワーとスピードを兼ね備えた選手。

育成2位 亀沢恭平 内野手
四国IL・香川 左打  
俊足巧打、堅守が持ち味

育成3位 三浦翔太 投手
岩手大 右右 177センチ 65キロ
サブマリン。

育成4位 清水貴之 投手
BCリーグ・群馬 左左 176センチ 75キロ

育成5位 新崎慎哉 内野手
日本文理大 右左 170センチ 68キロ
高校大学とショートで活躍。

育成6位 笹沼明広 捕手
全足利クラブ 
作新大では主砲。

育成7位 飯田一弥 捕手
四国IL・高知 右右 182センチ 83キロ


“九州”と“下町”の2人のダルビッシュの交渉権を獲得、ダルビッシュ三昧のドラフトとなったホークス。現在、投手陣は充実しており数年後を見据えての指名となったが、“北海道のダルビッシュ”ことダルビッシュ有に匹敵するような大投手になれるか。順調に育てば、岩嵜、山田、川原とホークス投手陣の身長が大変なことに。
野手では、右の強打者・塚田を指名したが、ここ数年は“ポスト川崎”の獲得が目立っていただけに、そろそろ小久保、松中に続く4番候補の獲得にも期待したいところ。“九州のバース”と呼ばれるような高校生スラッガーの出現に期待したい。