筑後川花火大会2011 穴場スポットと鑑賞攻略法

Photo by kurume-matsuri.info 
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8/5(金)、西日本最大級の花火大会、全部で約18000発が打ち上げられる『第352回筑後川花火大会』が開催され(ry
ということで前口上をすっ飛ばしていきなり本題に入りたいと思います(笑)


筑後川花火大会の穴場鑑賞スポットのご紹介の前に、筑後川花火大会を鑑賞するにあたって基本事項をおさらいしておきたいと思います。
まず下の図を見てください。(クリックで拡大)
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筑後川花火大会は赤い丸で囲われている部分、Aの『京町会場』とEの『篠山会場』の2箇所で打ち上げが行われます。この2箇所、一見近そうに見えますが直線距離で約2kmくらいでしょうか。起点となるJR久留米駅から近いのは『京町会場』の方です。

それぞれの会場の特性ですが今年のプログラム(PDF)に目を通すと『京町会場=尺玉重視、篠山会場=仕掛け重視』といった内容になっています。筑後川花火大会は尺玉、仕掛け、ともに素晴らしいのであとは「どちらを重点的に堪能したいか」の好みによって鑑賞スポットをチョイスすることになります。このことを抑えずに現地に行くと、「ああ、あっちの会場で見れば良かった」なんて後悔をするハメにも。

そして多くの方が、「両方見たいに決まってるじゃん」そうおっしゃると思います。そこで『京町会場』『篠山会場』両方の花火が堪能できるスポットをまとめてみました。(クリックで拡大)
青いバルーンが発射地点。左・京町 右(というか上)・篠山
①長門石会場 ②鳥栖会場(長門石橋)
JR久留米駅から長門石橋を渡って対岸へ行くと京町・篠山両会場が同時に見渡せるスポットへ。駅からの距離はそれぞれ600m~1000mくらい。帰りのことも考えると徒歩移動の許容範囲ギリギリといったところでしょうか。
③小森野会場(小森野橋)
福岡市方面から西鉄電車を使うという方は宮の陣駅(地図の右端)で下車して小森野会場まで徒歩で移動という方法も何気にオススメ。花畑駅前の巨大駐車場に駐車→宮の陣駅まで電車という『パーク&ライド』もなかなか穴っぽい攻略法でアツい。位置的に京町の尺玉を背に篠山の仕掛けを楽しむ、といった方法が可能・・・なはず。
④みやき会場(豆津橋)
JR久留米駅から豆津橋を渡って河川敷で見るのがココみやき会場。①②と比べると人の往来も穏やかだが、いかんせん駅から遠い。③とは逆に篠山の花火をバックに京町の花火を鑑賞するスタイル。
⑤久留米市役所前広場
眺望は下のストリートビューのような感じ。当然仕掛け花火は見れませんが尺玉は両方見ることができます。人の往来を避けて鑑賞したい方にはオススメ。
より大きな地図で 福岡近郊花火大会2011 を表示

それから鑑賞の際は必ずレジャーシートを持参してくださいね。

最後に、『筑後川花火大会の穴場スポット』としてご紹介したこの記事、これを書くと元も子もないのですが「筑後川花火大会はヘタに穴場を狙うよりもド真ん中ストレート勝負が吉」とお伝えしておきます(笑)

「ド真ん中ストレート勝負」とはつまり『京町会場』や『篠山会場』で鑑賞することを意味します。ヘタに動くより駅からも近いですしね。と言うのも、大濠公園花火大会と比較すると観客数はこちらの方がやや多いものの会場の広さが段違いだからです。人でごった返すことには変わりは無いのですが会場をウロウロしていればスペースの確保はそれなりにできてしまうものです。

それから、毎年50万人近い人が押し寄せる筑後川花火大会。花火が終わった後のゴミのポイ捨てが問題になっています。お出かけになる際は必ずゴミ入れとなるような袋を持参しましょう。